認知症とアラキドン酸

認知症とアラキドン酸

脳機能の低下が見られる高齢者には、アラキドン酸の有用性が指摘されています。

 

アラキドン酸が脳機能の向上に効果をもたらすという研究をしている杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授によると、アラキドン酸を1ヶ月間摂取した健康な60歳から70歳の被験者に脳波の変化が見られたと言います。

 

発表されたのは2003年なので少々前の研究なのですが、P300という脳の認知能力を示す脳波を指標として、アラキドン酸を摂取するグループとオリーブオイルを摂取するグループとに分けて実験したところ、アラキドン酸を摂取したグループのP300が速く大きく現れる結果を得たといいます。

 

古賀教授によると年齢換算して情報処理速度に約7年、情報処理能力に約5年の若返りが見られたことになると言いますから、これはかなり大きな変化と言えますね。

 

また、高齢者がアラキドン酸を摂取すると、気持ちが明るく前向きになり、元気が出ていろいろなことをしようという行動意欲が湧くと言います。

 

高齢者が生活全体の意欲を無くすのは、記憶力の低下と関係していると言われていますから、アラキドン酸が脳だけでなく行動にも変化をもたらすのであれば、高齢者にとっては大きな生活改善となるでしょう。

 

アラキドン酸は普段の食生活で十分に摂取出来る脂肪酸なのだから、余計な摂取は肥満や病気の元だという意見もあります。確かに十分摂取出来ている人であればその通りかもしれませんね。

 

でも乳幼児や高齢者の中には、食事からそうした原料を得にくい情況の人もいるのです。一概にまとめてしまうのではなく、個人個人の情況や環境を合わせてバランスを取るべきものと言えるでしょう。

 

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