アスペルガー症候群とアラキドン酸

アスペルガー症候群とアラキドン酸

アラキドン酸とアスペルガー症候群の改善に関してのニュースは、2010年に日本神経精神薬理学会などで発表された芦屋大発達障害教育研究所と東京農工大大学院生物工学科の共同研究チームの内容が挙げられます。

 

こうしたコミュニケーション障害に関する治療は、有効な薬がほとんど開発されていない分野なので、かなり注目を集めました。研究の中心となった医師は芦屋大学の油井(ゆい)邦雄医師です。

 

アスペルガー症候群という名前は最近では使われなくなり、医療の現場では自閉症スペクトラム障害という分野に統合されつつあります。まだ私たち一般人には馴染みがありませんが、さまざまな障害を分けて考えるのは難しいことですから、統合して治療を進めるべきなのでしょう。

 

ただ、その世界的な動きもごく近年のもので、私たちがアスペルガー症候群として認識しているのは、同じ言動を繰り返す反復行動などの行動障害や、会話のやり取りや気持ちを察するコミュニケーションが不得意な障害です。そうした症状の緩和が市販のアラキドン酸で効果を発揮するという内容だったために、かなり衝撃が走ったのです。

 

研究チームの発表によると、7人の被験者に1日1回、アラキドン酸240mgの錠剤を4ヶ月間投与したところ、障害が軽減したというものでした。偽薬を6人に同時投与しましたが、そちらのグループには改善は見られなかったということです。

 

その後も4ヶ月間全員にアラキドン酸を投与して、最終的に13人のうち10人に症状改善が見られたといいます。この結果が今後どのような発展を見せるのかはわかりませんが、確かな効果に期待したいところです。

 

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